牛黄純末

どうき、息切れなどのつらい症状に「牛黄純末」

東洋医学の養生（健康を維持、増進する）にはたらくとされる「命を養う」生薬
どうき・息切れ・胸苦しさなどの心臓の不調、けいれんによる胃や腹部・胸などの急な強い痛み、高熱に

「牛黄純末」とは？　－牛黄について－

牛黄は、ウシの胆のう中に生じた結石である「胆石」を乾燥させた生薬です。

中国最古の薬物の解説書である『神農本草経（しんのうほんぞうきょう）』に、上薬または上品（じょうほん）として掲載されています。この時代、上薬は「命を養う養生薬であり、服用すると体が軽やかになり、元気を増進させる。不老長寿の作用があるともいわれ、長期間服用できる」と考えられていました。

さらには胆石であることから、どのウシにもあるというものではなく、一説には1000頭中１頭にしか見つからないといわれています。このため、古くからとても貴重で値段の高い「高貴薬」とされてきました。また、日本国内の牛黄は全て輸入に頼っていますが、その中でも豪州（オーストラリア）産が良質とされています。

「牛黄純末」は、牛黄を100％使用した純末であり、添加物は加えられていません。

どうき・息切れ・胸苦しさなどの心臓のはたらきが弱って起こる不調、ひきつりやさしこみなどのけいれんによる胃や腹部・胸などの急な強い痛み、高熱などのつらい症状に服用していただける医薬品です。